スキーを感じていたい
「お帰り。」
部屋に戻るとカズが浴衣姿でテレビを見ていた。
「大野先生は?」
「まだ風呂。結構長風呂なんだよ。」
「そうなんだ。」
俺も一緒になってテレビを見ていた。
「カズ・・・。聞かないの?」
「まーくんが話したいと思えば聞くよ。」
「話したいような、話したくないような。」
「昔の恋人でも出てきた?」
俺はちょっとビックリしてカズを見た。
「ま、だいたいそんなとこでしょ。」
「うん・・・。」
「何昔のことをそんな・・・とは思うけど。」
「・・・うん。」
「風呂、入ってあったまってきたら?」
「・・・そうしよっかな。あ、でも、ナイター行きたいからなー。」
「危なくない?」
「大丈夫でしょ。まだ降ってないし。」
「確かにナイター行くなら、湯冷めしちゃいそうだね。」
「ね。やっぱり帰ってきてからにしよーっと!」
大野先生が、体中をホカホカさせて風呂から出てきた。
「やっぱ、いいねー。温泉!相葉ちゃん、入らないの?」
「うん。ナイター行きたいな、って。」
「そっか。」
「飯、行く?」
「そうしよ!お腹空いた!ご飯楽しみー!!」
カズと大野先生は浴衣に丹前を羽織って、俺はスウェットのまま、夕食会場に向かった。
夕食会場は半個室みたいな感じで、ゆっくり食事ができた。
「うまい!」
ビールを飲んで大野先生はゴキゲンだ。
「な、カズ。やっぱ、来て良かっただろ!」
「まぁね。スキーはもう滑りたくないけど。」
「えー。楽しいじゃん!」
「寒いんだもん。」
「そりゃそうだ。冬だもん。」
メニューは何か目新しいものがあるわけではなかったけれど、どれも美味しかった。
翔たちは、どんなの食べてるんだろう・・・。
「まーくん、櫻井先生のこと考えてるんでしょう。」
「う・・・ま、そうだけど・・・。」
「連絡して一緒にナイターでも行けばいいじゃん!せっかく近くにいるのに。」
「うーん。そうなんだけどさー。」
「もう、櫻井先生が来たくなかった理由も分かったんでしょ。」
「うん。」
「それは、昔のことなんでしょ。」
「うん。」
「だったらいいじゃん。いくつだと思ってんの。今まで何もなかったほうが気持ち悪いって。」
そんなのは分かってるよ!
分かってるけどさー。
「相葉ちゃんも、櫻井先生から直接聞きたかったんだよ・・・なぁ?」
大野先生が助け船を出してくれて、俺はコクコクと頷いた。
「でもさ、あの櫻井先生のことだから、なかなか色々考えそうじゃん。考えなくていいことまで。」
「そうなんだよねー。」
「どうするの?帰ったら、話すの?」
「うん。全部正直に話すよ。実はこっちに来てたことも、聞いちゃったことも。」
「びっくりするだろうなぁ。」
「ね・・・。でも、翔だって、きっとモヤモヤしてるだろうし、ハッキリスッキリさせたいじゃん。」
「昔っからまーくんはそんな感じだよね。」
「そうだね。」
「だから、櫻井先生と合うんだろうな。」
「そうかな・・・。」
そうだといいな。
「よし!お腹もいっぱいになったし、食休みしたら滑りに行こうかなー!」
「俺はも一回お風呂入ろうかな。」
「カズ、大浴場行こうよ。」
「あ、いいね。」
大野先生とカズも仲良しだし。
俺もウジウジしてるのは性に合わない!!
つづく
スキー 父の苦労は見えにくい。
人は俺を「スキーマスター」と呼ぶ
スキー いろんな笑顔を結びたい
昨日、大分で27℃を記録。私が住む
尼崎でも24℃だった。
最低気温も15℃
暖冬。
神鍋などのスキー場は雪がなく困っ
ているようだ。
私は毛布1枚だけで寝ている。
12月だ。
暖冬で野菜もたくさんとれて、安く
なっている。いいことだ。
このまま冬なしで、春になってくれ
たらいいのだが…そうもいかないだ
ろう。
スキー 風邪は社会の迷惑です。
「お帰り。」
部屋に戻るとカズが浴衣姿でテレビを見ていた。
「大野先生は?」
「まだ風呂。結構長風呂なんだよ。」
「そうなんだ。」
俺も一緒になってテレビを見ていた。
「カズ・・・。聞かないの?」
「まーくんが話したいと思えば聞くよ。」
「話したいような、話したくないような。」
「昔の恋人でも出てきた?」
俺はちょっとビックリしてカズを見た。
「ま、だいたいそんなとこでしょ。」
「うん・・・。」
「何昔のことをそんな・・・とは思うけど。」
「・・・うん。」
「風呂、入ってあったまってきたら?」
「・・・そうしよっかな。あ、でも、ナイター行きたいからなー。」
「危なくない?」
「大丈夫でしょ。まだ降ってないし。」
「確かにナイター行くなら、湯冷めしちゃいそうだね。」
「ね。やっぱり帰ってきてからにしよーっと!」
大野先生が、体中をホカホカさせて風呂から出てきた。
「やっぱ、いいねー。温泉!相葉ちゃん、入らないの?」
「うん。ナイター行きたいな、って。」
「そっか。」
「飯、行く?」
「そうしよ!お腹空いた!ご飯楽しみー!!」
カズと大野先生は浴衣に丹前を羽織って、俺はスウェットのまま、夕食会場に向かった。
夕食会場は半個室みたいな感じで、ゆっくり食事ができた。
「うまい!」
ビールを飲んで大野先生はゴキゲンだ。
「な、カズ。やっぱ、来て良かっただろ!」
「まぁね。スキーはもう滑りたくないけど。」
「えー。楽しいじゃん!」
「寒いんだもん。」
「そりゃそうだ。冬だもん。」
メニューは何か目新しいものがあるわけではなかったけれど、どれも美味しかった。
翔たちは、どんなの食べてるんだろう・・・。
「まーくん、櫻井先生のこと考えてるんでしょう。」
「う・・・ま、そうだけど・・・。」
「連絡して一緒にナイターでも行けばいいじゃん!せっかく近くにいるのに。」
「うーん。そうなんだけどさー。」
「もう、櫻井先生が来たくなかった理由も分かったんでしょ。」
「うん。」
「それは、昔のことなんでしょ。」
「うん。」
「だったらいいじゃん。いくつだと思ってんの。今まで何もなかったほうが気持ち悪いって。」
そんなのは分かってるよ!
分かってるけどさー。
「相葉ちゃんも、櫻井先生から直接聞きたかったんだよ・・・なぁ?」
大野先生が助け船を出してくれて、俺はコクコクと頷いた。
「でもさ、あの櫻井先生のことだから、なかなか色々考えそうじゃん。考えなくていいことまで。」
「そうなんだよねー。」
「どうするの?帰ったら、話すの?」
「うん。全部正直に話すよ。実はこっちに来てたことも、聞いちゃったことも。」
「びっくりするだろうなぁ。」
「ね・・・。でも、翔だって、きっとモヤモヤしてるだろうし、ハッキリスッキリさせたいじゃん。」
「昔っからまーくんはそんな感じだよね。」
「そうだね。」
「だから、櫻井先生と合うんだろうな。」
「そうかな・・・。」
そうだといいな。
「よし!お腹もいっぱいになったし、食休みしたら滑りに行こうかなー!」
「俺はも一回お風呂入ろうかな。」
「カズ、大浴場行こうよ。」
「あ、いいね。」
大野先生とカズも仲良しだし。
俺もウジウジしてるのは性に合わない!!
つづく
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